わさび田の作土を耕す鍬(かずさ)

わさび田の復旧作業もあるしということで、かずさ(わさび鍬)を新調した。砂と石からなる作土を掘り起こすときに使うので2、3年も使うと先がちびてしまいます。前にも頼んだことのある新潟県燕三条の相田合同工場に新しいのを2丁と先のちびたカズサの先掛けを頼みました。
昔、といっても20年ぐらい前までは青梅にある鍛冶屋さんに頼んでいたといいます。奥多摩のひとも注文していた伊豆・松崎町の鍛冶屋さんも十年ほど前に廃業してしまい、東京近辺では野鍛冶はほとんど絶滅状態みたいです。
さて、出来てきたのは見本(伊豆製910g)に送ったものより少し大きく、重さも970g、954gとちょっと重くなってます。ストックしておいたアカシア(イヌエンジュ)の木を削って柄を作り、仕上げに柿渋を塗っておきました。
ところで、このわさび鍬ですが奥多摩でなぜ「かずさ」と呼ぶのか、由来が不明です。千葉県の「上総」となにか関係があるのだろうか?

新しい「かずさ」と、苗を植えるときに使う小さい「手かずさ」
柄は数年ほど乾かしたアカシア(イヌエンジュ)を削ってすげます